職務経歴書の書き方|1社1社作り変えたら通過率が変わった実体験

正社員に転職する

はじめに

「働きかたDIY」の tochu_diy です。

正社員として3回転職してきた中で、職務経歴書の書き方はずっと試行錯誤してきました。今日は、実際に私が使っている職務経歴書の作り方と、書類選考の通過率が目に見えて変わったきっかけについて書きます。

結論を先に言うと、「応募先ごとに、職務経歴書を作り変える」 これに尽きます。使い回さず、1社1社対応させる。それだけで、通過率がかなり変わりました。

職務経歴書、私はこう作っている

まず、私の職務経歴書の基本構成を紹介します。

  • 冒頭に「職務経歴まとめ」を置く。7〜10行くらいで、経歴をざっと要約する
  • そのあと、直近の会社から新しい順に職歴を書いていく
  • 各社について、会社名・事業内容・資本金・社員数といった会社情報と、在籍期間を書く。勤務形態が派遣だった時期は「派遣」ときちんと明記する
  • 経験した業務を書く。強調したいところは太字やアンダーラインを引き、業務は分かりやすく箇条書きにする
  • その業務の箇条書きに紐づけて、別項目として「取り組みポイント」という欄を作る。業務内容とリンクする形で、「どのように業務効率化に貢献し、部門、ひいては会社に貢献できたか」を、具体的な例を踏まえて書く
  • 例えば「契約書審査業務」であれば、「ヒアリングのポイントを絞り、メール・電話・会議などいろいろな方法を状況に応じて使い分けることで、効率的に動けるようにし、業務の質と量を改善した」というように、簡潔かつ具体的に書きます。こういう書き方は、業務効率化の実績であると同時に、コミュニケーション能力の高さを裏付けるエピソードとしても使えます
  • これを新しい方から数社分、繰り返す
  • 最後に、自分の良い点を3つ書いてアピールする

これを何社分か積み重ねると、全体で5ページくらいのボリュームになります。長いと思われるかもしれませんが、具体的に書けるところは具体的に書く、というのを大事にしています。

このやり方に気づいたきっかけ

このスタイルにたどり着いたのは、転職活動の初期、ビズリーチ経由で知り合った転職エージェントに、職務経歴書を徹底的に見直してもらったのがきっかけでした。「取り組みポイント」欄を新設したのも、このときのアドバイスがもとになっています。

正社員転職の早い段階でこのやり方を身につけられたのは、今思うとかなり大きかったです。それ以降、書類選考が目に見えて通りやすくなりました。

最初は、ただの箇条書きになっていた

とはいえ、最初からうまく書けていたわけではありません。

最初のうちは、業務をただ箇条書きにしただけでした。そうすると、どの会社に出しても同じような業務内容の羅列になってしまい、応募先ごとの差別化にならず、あまり効果がありませんでした。

そこで気づいたのが、「どのように」その業務を行ったか、たとえば効率化のためにどんな工夫をしたか、まで書くようにすること。ここまで書いて初めて、同じ業務経験でも他の人と差がつく職務経歴書になる、というのが今の実感です。

一番のコツは「1社1社、違う職務経歴書にする」こと

ここが、今回一番伝えたいことです。

職務経歴書は、一度作ったら使い回したくなるものですが、あくまでも1社1社、応募先ごとに違う職務経歴書にするのが、私の中で徹底しているルールです。

具体的には、応募先のJD(ジョブディスクリプション)を見て、分量が多く書かれている、つまり重視されている業務が、自分の経験と一致するかを確認します。もし経験があれば、その業務を職務経歴書の一番上、目立つ位置に持ってきて、「取り組みポイント」も含めて、自分がどれくらいその業務ができるかを詳しく書きます。

最後にアピールする「自分の良い点3つ」も同じです。私の場合は、

  • コミュニケーション能力が高いこと
  • 向上心があること
  • 法務(リーガル)の力と英語の力があること

を軸にしていますが、これも応募先が求めている順番に並べ替えるようにしています。

応募先が求めている業務・強みに対応する形で、自分の経歴を細かく調整する。この地道な作業を1社1社やることで、書類選考の通過率がぐっと上がる感覚があります。

実は、これには面接対策としてのメリットもあります。職務経歴書をしっかり作り込んでおくと、自分の経歴のストーリーを事前に「予習」できているような状態になるので、面接のときに自分の経歴をうまく話せるようになるんです。その会社にアピールできる話し方が、自然とできるようになります。

生成AIを使って、もっとスペシフィックに

最近は、この作業を生成AIに手伝ってもらうこともあります。

自分の職務経歴書と、応募先のJDを両方読み込ませて、こんな形でプロンプトを投げます。

このJDを出している会社に応募したいので、自分の職務経歴書の記載とJDに書かれている業務を比較して、このJDの希望に沿うような職務経歴の書き方にしてください。

正直に、そのままの目的を書くのがポイントです。これだけで、より具体的に応募先に対応した内容に仕上げやすくなります。

もちろん、最終的には自分の目で確認して調整しますが、たたき台として使うだけでもかなり時短になります。これは私だけでなく、同じようにやっている人も多いのではないかと思います。

外資を狙うなら、英文レジュメも

ここでは、外資系企業を狙う方に向けて少し触れておきます。

私も英文レジュメを作っていますが、こちらも基本的な書き方は日本語の職務経歴書と同じです。ですが、日本語ほど長く書けないので、結果的に1〜2ページとかなりコンパクトになっています。ところが、これが案外評判が良くて、短くまとまっている分、読みやすいのかもしれない、と今は思っています。

さらに大事なのが、この英文レジュメが、英語面接があるときの土台になるということです。一次面接や二次面接に英語が入る場合、レジュメに書いた内容がそのまま話す材料になります。だからこそ、自分が言いやすく覚えやすい、的確な表現でレジュメを書いておくことが大切だと感じています。外資系を狙う場合は、日本語の職務経歴書だけでなく、英文レジュメもあわせて用意しておくのがおすすめです。

派遣の経験しかなくても、書き方は同じ

最後に、お伝えしておきたいことがあります。

正社員として初めて転職活動をしたとき、私にはまだ正社員としての経験がなく、派遣としての経験しかありませんでした。それでも、ここまで話してきたのと基本的には同じ書き方をしていました。会社の情報を書き、勤務形態が派遣であることもきちんと明記し、経験した業務内容を書く。まとめられるところはまとめたり、分解した方が伝わるところは分解したり、そこは柔軟に対応していました。

「正社員としての経験がないから、まともな職務経歴書が書けない」と思う必要はありません。派遣の経験しかない方にとっても、この書き方は参考になるのではないかと思います。

まとめ

職務経歴書は、一度作って終わりではなく、応募先に合わせて育てていくもの。私はそう思うようになりました。JDを見て、業務の並べ方と取り組みポイントを1社1社調整する、これだけでも通過率は変わってきます。

転職エージェントとの付き合い方については、こちらの記事にまとめています。よければあわせて読んでみてください。

この記事が、職務経歴書の書き方に悩んでいるどなたかの参考になれば嬉しいです🌱

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